POLICY

私たちのものづくり

私たちにしかできない世界に誇るモノづくりへの挑戦
~グローバルニッチNO.1を目指して~



新領域を開拓する着想の勝利。我々が開発するメカトロニクス商品は独創的。市場のニーズを捉え、ドイツのアイデアと日本の応用工業技術により大きく進化させることに成功しました。技術の国際連携プレーの産物です。モノづくりへの情熱で、エヌティーエンジニアリングしかできないコトを追求しています。
未来のニーズを見つめ、常識を飛び越えた先にあるオンリーワン・テクノロジ―を目指して、日独合併企業の技術提携で養ったファイン・ボーリングのこだわりを最大限に活かしたグローバルニッチトップ企業を目指しています。2015年、ドイツとの合弁から独立して、新たなステージに立ちました。日本のモノづくりの中枢ともいえる愛知県で斬新かつ独創的なNTブランドの製品を製造・販売・加工の高精度化技術で大手自動車業界をはじめとする幅広い産業界に貢献しています。これからも刃先から計測までトータル的な製品を手掛け、自動化また無人化に向け、また新たな“コト”を独創力でミライを創れるよう邁進してまいります。


世界が注目する画期的な「工具補正システム」


専用機や汎用機加工機の加工精度はより一層高い品質が求められています。工具補正の方法も単なる径調整の機能だけでなく自動補正が必要となっています。「ミクロン単位までの補正は無理」という従来の常識を打ち破るべく、弾性変形構造を利用した「アクチュエータ技術」と「制御技術」を融合させた我々の補正ホルダ。ミクロン単位の高精度な補正システムを提供し、業界をリードし続けます。

不可能を可能にする「計測システム」


お客様のモノづくり現場における高精度、高品質化のニーズにお応えします。
どれほど高精度な工作機械でも、加工においてのミクロン単位の刃先摩耗誤差は回避できません。私たちは加工機にフィードバックする計測システムを製造販売しております。加工された部位に生じるミクロン単位の誤差を工場環境の中で測定し、そのデータから良否を判定、それをフィードバックすることで、適切に工具刃先を補正移動することにより、高精度な加工精度が維持できる計測システムを開発・製造販売しています。

より高精度な加工・生産性向上に寄与する「振動測定・振動モニタリング装置」


問題の見える化による加工改善で生産効率向上へ。びびり等の厄介な加工問題の解決や品質の更なる向上や生産性の向上に向けた改善ツールとして、誰もが簡単に扱えることをコンセプトに「マシンツールFFTアナライザ」を開発、製造しています。加工精度の維持およびマシンの稼働率向上をさせるためには、多くの加工情報を含む振動を見ることが一番。これをモニタリングする技術の開発、加工状態を常時リアルタイムに監視し、異常の予兆から検知が不可欠。私たちはソフトウエアの技術と無線通信技術でさら使い勝手の良い商品化を進める一方、省人化・無人化を目指した加工監視機器および「常識を超える発想」でAI化を目標に最先端メカトロニクス商品の開発に努めています。

業況

先端テクノジーの融合とNTEブランドのグローバル展開


「サムソン」「サムソマチック社」、と日本の「エヌティーツール」が提携して、1979年に「エヌティーエンジニアリング株式会社」が設立されました。日本の高度なモノづくり技術とドイツの精緻な基礎理論の融合が生み出した斬新かつ独創的なNTブランド製品は、欧米、アジア等でグローバルに事業を展開する自動車業界、家電業界等のお客様より高い評価を頂いております。こうしたご愛顧に応えるべく更なる強化の拠点として、2002年にはインドの「EMDEETEC社(バンガロール)」と代理店契約を終結、2004年に中国大連に事務所を設立など販路拡大に努めております。ローカルなお客様へもフォローに努めています。
2015年にはドイツとの合弁企業は解消して独立独歩の道を歩んでいます。しかし、ドイツの大学や研究機関との先端的なメカトロ技術やIoT(Factory-automation)技術などでは、今も繋がりが途切れることはありません。これからも高い加工精度や品質が求められる中、補正という枠を超えた商品でお客様をバックアップ。生産設備のエッジツールとして、省人化無人化に向けた商品を提供していきます。